ヤマモモの木のこと

皆さん。Yarn bombingあるいはYarn graffitiってご存知ですか?
アートのひとつのジャンルで、いろんなものを毛糸で編みくるんでしまうという、イタズラみたいなあそびであります。
松崎町では、地元の手芸好きの方々が手作りした衣服やバック、小物などを売るお店や、手作り市があったり。
手先が器用で、ものを作るのが好きな人、そして編み物が好きな人が多いのです。
編み物でしたら未就学児からお元気な90歳代まで。
実に幅の広~い年齢の方が楽しむことが出来る!
という事で。
松崎町のいたるところを編みくるんでみよう!というあそびを思いつきました。
編む事に必要な「絲」は
かつて養蚕で栄えた松崎町が、
失ってしまった文化の象徴であり、
町中に散りばめられた宝物を綴っていこうという私たちの活動の根幹をなすコンセプトです。
そして、松崎町といえば雪こそ降らない温暖な土地で知られていますが、
冬といえば雪の代わりに、「西風」なる暴風が吹き荒ぶことでも有名です。
しかし、その西風も短所のみならず、そのおかげで海や川にはよく海苔が付いたり、干物が乾いたり、また人々も忍耐強くなったり?という恩恵もあるのです。
そんな西風から町を温めるという意味でも、
松崎町の新しい冬の風物詩になれば、とも思っております。
楽しいことは牛原山からはじまり、あそびは牛原山からおりてくる。
今回、このヤマモモの木を編みくるむにあたって、
町の帰一寺さんを拠点に活動する「編みだおれ会」の皆様を中心に、町内外より計15名の方々が編む協力をして下さいました。
そして、実際の巻きつける作業には、
ロープで体を吊りながら高所伐採などにも取り組むチーム北見フォレストワーカーズさんにもご協力頂きました。
時に、西風吹き体の芯まで冷え込む中、たくさんの方のご協力を賜り、私たちのイタズラのキックオフとして、牛原山のこの1本のヤマモモを編みくるむことが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。

そして、2018年3月。
この、2017年11月より、松崎町の町民の森、牛原山を賑わせておりましたヤマモモの木を、
極彩色の毛糸から解放する日がやって参りました。
多くの方々に、驚きと愛着を与えてくれ、
名残惜しさもありましたが、
それは同時に、次なるイタズラの扉が開いたということ♡
たくさんの方々に編むご協力を頂きました毛糸たちは、
まだまだとても綺麗で、
今か今かと次なる出番を待ちわびてワクワクしております。
また、思いもよらずこのイタズラへの共犯のお申し出も頂き、
松崎町を賑やかす絲の輪は、
ますます広がって行きそうです。
引き続き、このまちぐるむ計画から、
私たち松崎町「絲」conceptまで。
どうぞお目を離さずに、
楽しみにして下さいませ♡


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